iDeCoの運営管理機関の変更

iDeCoでは、運営管理機関を変更することはできます・・・が、費用と時間が掛かりますので、お勧めできません。

☆変更にかかる時間は1~3か月
運営管理機関のサイトによっては「1~2か月」で案内していることもありますし、「2~3か月」で案内している場合もあります。いずれにせよ、「変更にかかる時間」の間は、運用ができません。

☆移管元(現在、利用している運営管理機関)の手続きは無いが
移管元に対しては手続きはありません。しかし、iDeCoで保有している財産は全て強制終了(強制的に売却)になってしまいます。元本確保型の「保険」等は解約控除を引かれてしまうでしょう。投資信託等は「売却のタイミング」を選ぶことができませんので、大きな損失を被ってしまうかもしれません。
 事務的な手続きは変更(移管)先の運営管理機関の書類に記入します。


☆変更(移管)時手数料はゼロにならないことも
「新たに」iDeCoの利用を始めた時は、運営管理機関の手数料はゼロの場合が増えてきています。しかし、変更(移管)に伴う運営管理機関の手数料は4,400円としているところも散見されます。
 なお、変更(移管)時の手数料は国民年金基金連合会にも払わなくてはなりません。
 また、これらの手数料は、iDeCoの資産の中から徴収されることになります。

「時間が掛かるので、その間、運用ができない」、「費用が掛かるので、その分、不利」という点で、iDeCoの運営管理機関の変更はお勧めできません。

株式会社fpANSWER(大泉稔1級FPライティング事務所)

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