iDeCoの分散投資・・・債券への分散は必要か?
iDeCoの「元本確保型ではない」商品、すなわちiDeCoの投資信託(=以下、ファンド)について考えてみましょう。
iDeCoに限りませんが、ファンドはその中身が「株式のみ」、「債券のみ」、「その他=商品や不動産」、そして「バランス型(株式や債券、その他をミックスしたもの)」に大別されます。
以上の中で、投資すべきは「株式のみ」のファンドです。
ナゼ、「株式なのか?」と問われると、株式の値段、すなわち株価は「企業の成長」を反映するからです。
同じ企業の資金調達の手段、債券にも債券価格がありますが、債券価格は「企業の成長」を反映しません。理由は2つ。債券は元々、他人資本(=借入金)であり満期があり、満期までに返済しなければならないという義務があるため。もう一つは、債券価格は「金利情勢」を反映するからです。
投資とは企業の資金調達に参加することに他ならないわけですが、そもそも、なぜ、企業が資金調達を必要としているかというと、企業が成長したいから、です。ですので、その企業のニーズに応えて、企業に投資をするですから・・・つまり株式投資は「自らの資金を企業の成長に託す」ということなのです。
さて、では、なぜ、「株式のみ」のファンドなのでしょうか?
iDeCoの投資信託は「株式ファンド」のみでOK?
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