【NISA】投資信託(ファンド)の分配金と株式の配当金の違い

投資信託(ファンド)の分配金と株式の配当金。どちらも、保有中に得ることができる収入なのでインカムゲインです。が、ファンドの分配金をインカムゲインと呼ぶには疑問を感じます。
そもそもファンドの資産の構成はフルインベストメントで、現金はごく僅かです。しかし分配金は現金で支払われます。そのため、分配金の原資、つまり現金を得るため、ファンド内で資産の入れ替え、すなわち、ファンド内にある株式や債券を売却して、分配金の原資を用立てます。要するに投資信託の分配金とは「ファンドの一部解約にしか過ぎない」のです。

と言うと、「では分配金を受取り型ではなく、再投資型にすれば良いのでは?」という、もっともなご意見もありそうです。
では、分配金の再投資型のキャッシュフローは、いかがでしょうか?

ファンド内で株式や債券を売却して現金にし、一旦、分配金を計上した後、分配金をファンドに戻し、戻した分配金を原資に株式や債券を買い付けます・・・とまあ、決して、効率のよろしくないキャッシュフローを辿ることになるのです。

ファンドの分配金に比べると。
株式の配当金は純粋に税引前当期純利益の分け前です。株主からの出資金(=投資金)は、この税引前当期純利益を目指すわけですから、配当金は株式本来の目的を達したことになります。配当金こそ、株式投資の本来あるべき姿と言っても良いでしょう。

株式会社fpANSWER(大泉稔1級FPライティング事務所)

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